☆Beaucoup de soleil☆　太陽がいっぱい＾＾ｖ

ドラマ 『ウルトラQ dark fantasy』　第２３話　　
η　『右365度の世界』～ALICE in the 365 degree world～ η


「誰も見ていないとき、月は存在しているのだろうか。」



「観測者がいないとき、月はこの世界と同じ時空に存在しているとは、誰にもいえない。。」　

『あたしが感じてる世界は、こんなにも色と音と質感にあふれてて、こんなにも不思議に満ちてるんだって・・・』





この物語は、副題に、『ALICE in the 365 degree world』 とありますが、

「不思議の国のアリス」 のアリスに現代の女子大学生、
不思議の国は、量子力学、多元宇宙論を元にした、この世界を当てはめたストーリーです。

私はこういう物語も大好きで、このドラマはすごくいいです！

あるサイトを見たのですが、ある単発ドラマランキングで、１０位に入ってるらしいです。

「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」は、ファンタジーの世界なんですけど、
実は、「相対性理論」や「量子力学」等、現代の物理学では、この世界、宇宙そのものが、
実に不思議な世界だということが分かっているんですね。

ただ、先に述べた、多元宇宙論というのは、仮説というか、アイデアくらいだと、私は思っているんで、
ＳＦ風にはなっています。

あと、現代の若者の心の事とかも描いていて、純文学風な要素もあります。

映像も綺麗だし、物語の途中で流れる曲が、これまた私の好きな、 『Ｇ線上のアリア』 が流れて、
これがまたよく合ってますし、雰囲気からなにからもう、これはほんと傑作だと思いますよ。
（もちろん、人によって好みはありますけどね。w　まぁ、少なくとも私には傑作です。＾＾）

ちなみに、「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」の著者、ルイス・キャロルは、
イギリスの数学者にして文学作家なんですね。
数学ではチャールズ・ドジソン名義で著作を出しています。

とにかく、この 『右365度の世界』は、すごく面白くて、
見終わると、心温まる作品です。＾＾

（P.S.　今月、ドラマ 「世にも奇妙な物語」 をやるようですが、こういう物語もやってよ～。w）









『あたしの中には、まだこんなにも、たくさんの大切なものがあったんだ・・・』　（台詞より）


η　『右365度の世界』～ALICE in the 365 degree world～ η
2004年　
出演：前田 愛、小西大樹、草刈正雄
脚本：村井さだゆき

♫　『 つぼみ 』　ブレス　♫　　

これ、エンディングテーマ曲なんですけど、YouTube にない。＠＠
信じられん。＠＠
いい曲なのにな～。＠＠

ピアノ演奏された方がいらっしゃったので、そちらを載せます。
頑張って演奏してアップしてくださりました。感謝です。＾＾



～

ガラスの壁は消えたよ　もうためらうことはない
敷き詰められた破片さえ　次々と溶けていくのに

街のざわめきに　姿をなくしてしまいそうな声と
あどけないその仕草を　今すぐ抱きしめてしまいたい

明日のその向こう　この手を伸ばすのさ
そして片方は君の手を
昨日の影なんて　気にすることはない
そっと心を開いて　僕の隣においでよ

～